ID 2975
登録日 2007年 3月 8日
タイトル
樹皮だけで花咲かす 教念寺のウメの古木
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新聞名
両丹日日新聞
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元URL.
http://www.ryoutan.co.jp/news/2007/03/08/001536.html
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元urltop:
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写真:
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福知山市野花、教念寺(矢野利生住職)の境内に植えられているウメの老木に今年も花が咲いた。幹は樹皮だけが残っている状態で、朽ちて大きな穴が開いているところもある。同寺では「毎年ちゃんと花が
咲くので驚いています」と話している。
同寺によると、このウメの木は300-400年前に植えられたという。境内にはほかにもウメの木があるが、これが一番古い。
高さは約3mで、地面から幹が2本に分かれている。一方の幹は中が空洞となり、U字型の樹皮1枚の状態で、もう一方は幹が薄い上に大きな穴が開いている。
朽ちてきたのはずっと前で、これといった特別な世話はしていない。毎年3月末に花をつけるが、今年は開花が2週間ほど早い。かれんな花を咲かせるほか、大きな実もなり、見た目よりは木の勢いがある。家人たちも
毎年、開花や実の収穫を楽しみにしているという。
写真=一方の幹は大きな穴が開いているが、毎年きれいな花をつける
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