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ID 2920
登録日 2007年 3月 2日
タイトル
絶滅危ぐ種のタシロマメを吉原小に苗寄贈 西表森林環境保全センター
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新聞名
八重山毎日オンライン
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元URL.
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=7361
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元urltop:
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写真:
 
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西表森林環境保全ふれあいセンターは1日午前、市立吉原小学校(石垣安志校長、児童数12人)に、島内から絶滅しかかっている希少樹種の「タシロマメ」の苗2本を寄贈した。
 タシロマメ(方言名ヤイヤマシタン等)は、国内では石垣島と西表島だけに自生するマメ科の樹木で、樹高は20メートル以上にも達する。材が堅く、シロアリの害にも強いため建築材や家具材として有用なことから古くか ら伐採・利用され、明治初期には激減。レッドデータリストの絶滅危惧(きぐ)1A類に指定されている。
 現在は、石垣島で川平湾周辺で2カ所、西表島東部で1カ所で生育が確認されている。
 同センターで、石垣島のタシロマメの種から発芽・生育状況試験のため苗を育ててきたが、今回、それが終了したことから、貴重な郷土の木を森林環境教育・学校緑化木として活用してもらうため、寄贈した。
 タシロマメの贈呈を受けた同校では、同センターの佐渡保信自然再生指導官の指導を受けながら全校児童で校舎南側の敷地内に苗を定植した。
 また、特定非営利活動法人(NPO法人)「花と緑の石垣島」の前津栄信代表が、タシロマメについて説明。「5年ぐらいすると実を付けるので、それを植えて増やしてほしい」と要望した。
 同校の浦崎康史教諭は「当番で水をかけ、大事に育てたい」と話した。
 同センターでは、タシロマメの苗を島内の19校に配布することにしている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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