ID　2890

登録日　2007年 2月27日

タイトル

太鼓用のツガの巨木に入魂

新聞名

山梨日日新聞

元URL.

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/02/27/12.html

元urltop:

写真:

　

増穂・八丁山で採れたツガの巨木を使った太鼓作りに取り組む「郷結（きょうゆう）会」（秋山富一会長）は二十四日、製作現場の南アルプス・落合創造館アミカルで巨木への入魂式を行った。巨木の原型をその まま生かした「古代の太鼓」作りが本格的に始まる。 　昨年六月に採れた巨木は長さ三・一三メートル、両端の直径は一・四〇メートルと〇・八六メートルになる。乾燥や皮むきを経たため、重さは当初の二・六トンから約〇・六トンにまで減量した。 　これまでに内部や太鼓の両端に当たる歌口の研削作業が終わり、今後は平林臼太鼓組合や地元の雨鳴太鼓保存会などの関係者で構成する同会メンバーや地元の子どもらを交えて皮張りや塗装などの作業を進めてい く。 　この日の入魂式には石川豊市長ら関係者約三十人が出席し、巨木を塩で清めるなどした。 　三月下旬の完成を目指し、四月の信玄公まつりでのお披露目を目指すという。