ID 2859
登録日 2007年 2月24日
タイトル
秀吉が花見した桜の「子孫」を植樹 吉野川市の徳島病院に
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117228222991&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
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豊臣秀吉が花見をしたことで有名な醍醐寺(京都市伏見区)のシダレザクラからつくったクローンの桜2本が23日、吉野川市鴨島町敷地の国立病院機構徳島病院の入り口に植えられた。住友林業(本社東京都
)が、入院患者らに楽しんでもらおうと贈った。
贈られた二本は高さが約五・五メートルの成木と、約一・二メートルの苗木。親木は醍醐寺三宝院の大玄関前にあり、秀吉が花見をした桜の”子孫“とされる。
住友林業の関係会社が二〇〇〇年に、親木から採取した芽を培養液で増殖させて苗を作ることに成功し、開花した一本を寺に植えた。
成木は、寺に移植した木と同時期に増殖させた最初の約四十本のうちの一本。昨年は花を付けており、今春も開花する可能性が高いという。
この日の植樹式には、関係者ら約三十人が出席。住友林業の原洋二住宅本部高松支店長と、足立克仁病院長が土入れをして、入院患者が水を入れた。患者の一人、田野皓樹(ひろき)さん(25)は「花が咲くのが待ち遠
しい」と話していた。
徳島病院では病棟建設のため敷地内の桜の木を切ったことから昨年、医師の一人が同社にクローン桜の購入を打診。事情を知った同社が寄贈を決めた。
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