ID　2597

登録日　2007年 1月28日

タイトル

多度の希少植物イヌナシ守れ 自然育成の会ら保全活動

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20070128/lcl_____mie_____002.shtml

元urltop:

写真:

　

桑名市多度町多度のイヌナシ自生地で２７日、多度自然育成の会のメンバーらが下草刈りなどの保全活動をした。一般応募者や県と市の職員らも含め約４０人が参加した。
　イヌナシは野生ナシの中でも最も原始的な種類。北勢地域に点在しており、２００３年に県希少野生動植物種に指定された。多度町のイヌナシは１９５６年、県の天然記念物に。約４ヘクタールに１５０株ほどが群生してい たが、周辺にキャンプ場などができて今は５０株ほどになっている。
　保全活動は２００４年度に始まり、今年から育成の会と市教育委員会が主催。参加者はイヌナシの新しい芽に日が当たるよう下草を刈り取ったり、近くの木を伐採したりした。