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ID 2535
登録日 2007年 1月22日
タイトル
新種のハチ寄生デイゴ枯れる 先島の被害深刻
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新聞名
沖縄タイムス
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元URL.
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200701221300_01.html
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元urltop:
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写真:
 
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八重山や宮古の各地で、県花のデイゴが立ち枯れたり、開花が遅れたりする異変が相次いでいる。デイゴに寄生して葉に卵を産み付けるヒメコバチの仲間が被害原因の一つとみられている。石垣市内の小中 学校では二〇〇六年十二月、全体の約七割の被害が確認された。被害は沖縄本島にも急速に広まりつつあり、県や関係自治体、研究機関が被害状況の把握や防除薬剤の研究を急いでいる。(黒島美奈子、溝井洋輔)  デイゴに寄生するヒメコバチ(体長一―一・六ミリ)はこれまで確認例がなく、新種とみられており、県などの調査関係者は“デイゴヒメコバチ”と仮称で呼んでいる。石垣市で〇五年五月に国内で初めて個体が見つかり、 その翌年から〇七年にかけてデイゴの被害が確認された。
 昨年十二月に同市教育委員会が幼稚園と小中学校の敷地内にあるデイゴを調べたところ、全三百七十七本のうち「虫こぶ」が二百三十四本、立ち枯れが三十四本に上った。担当者は「過去最大の被害。樹齢三十―四十 年ほどの老木に特に被害が大きい」と被害の拡大に警戒を強める。
 県農林水産部森林緑地課は〇六年夏ごろから被害状況の把握に乗り出したが、立ち枯れに至る原因の把握やヒメコバチの仲間が県内に入った時期などは現時点で不明だ。石垣市の被害については「台風被害で弱った 老木に、ヒメコバチの被害も加わり立ち枯れた可能性もある」と複合的な原因との見方を示す。
 宮古地区でも県宮古支庁が今月十五日に宮古島市と宮古森林組合の三者で早急に被害状況を調査することを確認した。二月中をめどに結果をまとめる予定で作業を進めている。
 県森林資源研究センターによると、〇六年末までに県内ほぼ全域で「虫こぶ」が確認されている。今後、沖縄本島にも立ち枯れ被害が波及することも考えられる。新種のため有効な防除方法はまだ見つかっておらず、 同センターは「関係機関で検討し、早めに薬剤の登録ができるよう調査・研究を急いでいる」としている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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