ID 2471
登録日 2007年 1月15日
タイトル
十和田湖畔の国道で大規模倒木
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新聞名
東奥日報
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元URL.
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070115090817.asp
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元urltop:
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写真:
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十和田市の十和田湖畔宇樽部-休屋地区を結ぶ冬季閉鎖中の国道103号旧道沿い周辺で、多数の立ち木が倒れ、数カ所で倒木が道路をふさいでいるのが十四日までに分かった。ほとんどの倒木はほぼ東
側に向かって倒れ込んでおり、西側から非常に強い突風が局地的に吹き込んだ可能性がある。人的被害などはないもようだが、近くには十和田湖を一望できる瞰湖台があり、旧道が利用できる時期と倒木が重なってい
れば大事故につながった恐れもあった。
旧道は、昨年十一月下旬に宇樽部バイパスが開通したため、十二月一日から四月一日まで冬季閉鎖されている。同市在住で巨樹・巨木調査を行っている全国巨樹・巨木林の会会員の高渕英夫さんが十四日、現地を歩
いて倒木を確認した。
宇樽部地区から約一キロほどの間で、ブナやホオノキなどが根元付近から折れ曲がり道路に倒れている場所が四カ所見つかった。高さ約三十メートルもある大木が根こそぎなぎ倒されている所もあった。斜面の立ち
木も所々で数十本が将棋倒しのようにほぼ東側に向かって倒れており、高渕さんによると、全体の倒木数は数百本に上る可能性もある。
道路を管理する十和田県土整備事務所では「冬季閉鎖中の道路でパトロールを行っていないので、木がいつ倒れたのか分からない。十五日以降に現地調査などについて検討したい」としている。
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