ID 2470
登録日 2007年 1月15日
タイトル
「木やり」初出演 20日に東京で伝統音楽の集い
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=5991
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元urltop:
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写真:
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下諏訪町木遣保存会(中村勇一会長)は20日、東京都千代田区のイイノホールで開かれる伝統音楽の集い「音楽のきずな 声をつくる」(日本文化芸術財団主催、文化庁、明治神宮など後援)に出演する。雅
楽や長唄など古来から続く日本特有の音楽文化を集めた催しへの初出演に、同会は「御柱祭独特の木やりを全国の人に聞いてもらいたい」と意気込んでいる。
同イベントは、一堂に会した日本古来の伝統音楽を聴き、音楽文化への理解を深める狙い。8年前からテーマを変えて行われている。日本の音楽文化研究の第1人者、国立歴史民俗博物館の小島美子(とみこ)名誉教
授が企画監修し、同会のほか人間国宝や重要無形文化財保持者が出演する。
「声楽」が主題の今回、独特の発声法などが評価されて初出演。2004年の御柱祭で、小島名誉教授が同会の木やりに感銘を受けたことがきっかけだという。チラシにも、おんべを手にした法被姿の同会をモチーフにし
た絵柄が描かれている。
当日は、中村会長をはじめ5人が出演。15分間のステージで綱渡り、曳行(えいこう)、山の神返しの木やり歌を披露する。御柱祭についての説明なども行われる。
同会事務局の小松直人さんは、「本番さながらの気迫で臨み、御柱祭と下諏訪町を全国に発信したい」と話している。
当日は木やり歌のほか、宮内庁楽部の豊(ぶんの)英秋さんによる催馬楽「安名尊(あなとう)」、人間国宝の宮田哲男さん、杵屋五三郎さんらの長唄「勧進帳」など計6演目がある。
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