1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 樹木・植樹・木のニュースアーカイブ TOP
ID 21
登録日 2006年 1月11日
タイトル
根津 横丁を歩けば昭和の香り 古き良き時代の名残を満喫
.
新聞名
読売新聞
.
元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/walk/20060110hg01.htm?from=yoltop
.
元urltop:
.
写真:
 
.
広い境内に威風堂々の楼門や社殿 根津神社で早咲きの寒桜を愛でる 根津神社の華やかで重厚な楼門。右大臣は水戸黄門こと水戸光圀公がモデルと伝えられている 根津神社境内の池の上の高台に建つ「乙女稲荷神社」。赤い鳥居が両側に並ぶ 地下鉄の根津駅の出口を出ると、不忍(しのばず)通りと言問通りが交わる交差点のすぐそばに出る。不忍通りを左に進めば、たどりつくの が上野の不忍池。その反対方向に進み、左の脇道に入ると、根津神社へ続く参道となる。根津と言えば有名なのがこの根津神社だが、名前は聞いたことはあるけれど行ったことがない。さっそく足を運んでみることにし た。
 大鳥居をくぐり、最初に受けた印象は「とにかく広い」。境内では小さな愛玩犬を遊ばせながら、近所のおばさまたちがのんびりベンチでおしゃべりに興じ、小学生の男の子たちが自転車を縦横無尽に乗り回している。そ の中央に立っているのが色鮮やかに塗られた風格ある楼門。さらに奥に向かうと、さらに重厚で大きな社殿がある。周囲を囲む透塀(すきべい)の格子細工も手が込んでおり、こんなに広大な敷地を持つ立派な神社とは 知らなかった。
 看板の説明によれば、この神社は今から1900年以上も前に、かのヤマトタケルが作ったと伝えられ、江戸時代に五代将軍徳川綱吉が現在の場所に移し、社殿を建立したとのこと。そんなに古いのかとまたびっくり。建物 の多くが国の重要文化財に指定されている由緒ある神社なのだ。境内にはもう一つ、池をみおろす高台に、乙女稲荷という神社がある。両側に長く連なる朱塗りの小さな鳥居が印象的で、あまりの数の多さに腰をかがめ てくぐっていると、ちょっとしんどくなるほどだ。
 境内の一角には、「根津神社ラジオ体操会」と書かれた白い掲示板があり、「豊かな老後はラジオ体操で」の張り紙が。ラジオ体操と言えば夏休みのイメージがあるが、ここでは季節を問わず定期的に行われているのか 、ちょっと気になる。そのそばに寒桜の木が1本立っており、冷たい風に淡いピンクの可憐な花びらを震わせていた。5分咲きといったところだろうか。冬のさなかに思いがけず、ひと足早い春の気分を味わうことができた 。
..

このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPRその1   取り外し簡単な「フリーフェンス」、ページはコチラです。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )