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- ID:
- 40481
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0116
- 見出し:
- 樹齢600年神木 幹折れる 高岡・有礒正八幡宮 大雪の影響
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2018011602100013.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 富山県内で降り続いた記録的な大雪の影響で、富山県高岡市横田町の有礒正八幡宮の境内にある樹齢六百年以上の御神木(ケヤキ)が、枝に積もった雪の重みで幹部分から折れた
高さ十メートルほどの巨木で、枯れた古木の周りを包み込むように伸びていることから、家内安泰の「親子抱き合いの欅(けやき)」として参拝者らに親しまれてきた。市の保存樹木に指定されている
十二日早朝、上田正宙宮司(49)が折れているのを見つけた。江戸-明治期ごろに火の見やぐらとして使われた由来があり、これまで落雷や台風で折れながらも立ち続けてきたという。今後の処置は未定だが、上田宮司は「若い枝が成長しているので何とか生かしてあげたい」と話している
市花と緑の課によると、保存樹木は市街地の緑地保護を目的に幹の高さ一・五メートル部分が周囲一・五メートル超などの基準に当てはまる樹木を指定。市内に百六十五本ある。
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