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- ID:
- 38849
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0625
- 見出し:
- 椿紅茶 香りいかが 能登町の工房が試作 珠洲で試飲会
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170625/CK2017062502000032.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 珠洲市の花のヤブツバキで地域活性化を目指す、すず椿(つばき)協会の本年度総会が二十四日、馬緤町の大崎塾で開かれ、「夢 椿心(ちんしん)企画工房」(能登町)が開発した、珠洲産のヤブツバキの若葉を使った椿紅茶を試飲した
同企画工房では、独自の製法でブルーベリーの若葉を使った「ブルーベリー紅茶」を開発し商品化したことなどから、製法を応用した能登ならではの新たな商品として椿紅茶を試作し、ビジネスパートナーとしての意見を聞きたいと総会に提供した
総会には、平田天秋会長や田中栄俊監事ら十人が参加。すず椿フェスティバル開催や珠洲の椿に関する研修会など事業計画を決めた後、全員で試飲した。参加者からは「酸味と甘みにやや苦味を感じた」「研究機関に効能分析を依頼しては」などの意見が出された
協会は今後、商品開発・販売を前向きに検討していくことにした
ヤブツバキは、九州から本州の海岸部や海岸近くの山地に広く自生し、能登半島の沿岸地域にも群生。珠洲市は、ヤブツバキ群生地の面積が日本有数で一九七四年にツバキを市の花に指定した。市内では、ヤブツバキの花を活用した椿ジャムやツバキをあしらった椿ずし、ツバキの実を搾ったつばき油などが商品化されている。
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