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- ID:
- 38058
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0331
- 見出し:
- 温泉改装 薪ボイラー導入
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20170330-OYTNT50167.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- ◇天川、あす再営業 間伐材を活用 天川村坪内の日帰り温泉施設「天の川温泉センター」に村が薪まきボイラーを導入し、完成を祝う式典が30日行われた。燃料として間伐材を活用するのが狙い。浴室の壁に地元のヒノキを使うなど全面改装しており、4月1日に再オープンする
同センターは1987年の建設で老朽化していた。ボイラーの主燃料は重油だったが、薪への切り替えを計画。間伐材を地域振興券で買い取り、薪に加工する施設を昨年12月、村内に建設した
同センターの改修工事を昨年9月に始め、薪ボイラー2基を設置する新棟を増設。浴槽のコウヤマキも新調した。総事業費は1億2000万円。村は、間伐材の活用で森林保全が図られ、地域振興券が村内の商店で使われることで活性化につながるとしており、完成式で車谷重高村長は「林業と観光を結びつけることができた。多くの観光客を呼び寄せたい」と述べた
村は4月から3村営入浴施設に指定管理者制度を導入。同センターは、天川薬湯センターみずはの湯(天川村山西)とともに、王寺町の林業会社「谷林業」など4団体でつくる事業体が運営する。谷林業の谷茂則さん(42)は「ツアーやイベントなどを行い、集客を図りたい」と意気込んだ
両施設とも4月1日に限り、入浴料が無料(通常は大人600
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