v10.0
- ID:
- 36620
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1017
- 見出し:
- 積水ハウス高知支店が地産地消を促進 土佐ヒノキに注力
- 新聞名:
- 高知新聞
- 元URL:
- https://www.kochinews.co.jp/article/56231/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 住宅メーカーの積水ハウス高知支店(高知市杉井流)が土佐ヒノキを使った木造住宅の販売に力を入れている。これまでの輸入材から地元のブランド材に切り替え、地産地消を促進、林業活性化につなげたい考えだ
積水ハウスは2016年4月から土佐ヒノキなど国内のブランド材を柱などに使った木造住宅の新商品「グラヴィス リアン」を販売している。坪単価は69万円からで、全体の建築費は従来よりも数十万~100万円ほど高くなるという
積水ハウス高知支店ではこれに先駆け、2013年ごろから「他の大手住宅メーカーとの差別化を図るため」(積水ハウス高知支店)、木造住宅に土佐ヒノキを導入。顧客の希望に合わせ、嶺北や四万十川流域の土佐ヒノキを床や柱、天井などに使い、2016年9月末までに木造住宅17軒に土佐ヒノキを活用してきた。この関連の売り上げは約5億円に上るという
積水ハウス高知支店シャーウッド高須店の押栗(おしぐり)全志(たけし)店長は「施主からは『温かみがあってよい』『柱に土佐ヒノキの刻印を見せるようにしたい』と好評を得ている。耐震性も鉄骨の住宅と変わりがない。今後も月1軒の受注を目指したい」と話している
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