v10.0
- ID:
- 36459
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0928
- 見出し:
- 児童ら薬用樹木・キハダ200本植樹
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20160927-OYTNT50238.html
- 写真:
- なし
- 記事
- ホーム地域宮城ニュース文字サイズ小中大児童ら薬用樹木・キハダ200本植樹2016年09月28日 加美町薬用植物研究会(工藤春男会長)は27日、下多田川の町有地に薬用樹木・キハダの苗木200本を植樹した。順調に育てば、15年ほどで樹皮を薬用として出荷できるようになる
キハダはミカン科の落葉樹で、高さ25メートルほどまで成長する。外側の皮を除いた内側の樹皮は整腸作用があり、胃腸薬などの原料にされる
植樹には、研究会メンバーや、地元の町立広原小学校の6年生24人も参加。くわやスコップで土を掘り起こし、60センチほどの苗木を1本ずつ丁寧に植えた
伊藤なつきさん(12)は「土を掘るのに力が必要で大変だった。自分の植えた木が人の役に立つかもしれないと思うと、うれしいし、楽しみ」と話していた
研究会は昨年11月、薬用植物を新たな町の特産品にしようと、町主導で設立。現在は5団体と14個人が参加し、町内4か所の計約500平方メートルでカンゾウやムラサキ、トウキなど5種類の薬草を栽培している
..