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- ID:
- 36101
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0809
- 見出し:
- 被爆樹木を「健康診断」
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20160808-OYTNT50133.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 広島市内に約160本が残る被爆樹木の「健康診断」が8日、始まった。市が実施し、報告書を年度内にまとめるとともに、樹木の管理者に1本ずつのカルテを渡して役立ててもらう
同市は1996年から被爆樹木の登録をはじめており、市による全体調査は2回目。調査を基に継続的に手入れをすることで「物言わぬ証人」である被爆樹木を保存、継承していくことを目指す
この日、クロガネモチやユーカリなど5本の被爆樹木が残る広島城(広島市中区)で、樹木医の堀口力さん(71)(同市西区)が調査をスタート。箱尺を使って枝の高さを測ったり、根元の様子を確認したりして、木の状態をチェックし、調査票に記入していった
堀口さんは「被爆時の傷をとどめる被爆樹木はかけがえのない宝物。過度に手を加えず、木の生きる力を引き出したい」と話していた
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