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- ID:
- 36008
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0729
- 見出し:
- ツバキ酵母で 「島楽」が完成 五島市商工会
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/articles/20160729/ddl/k42/040/281000c
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 五島市のヤブツバキから採った酵母で仕込んだ日本酒「島楽(とうらく)」が完成し、同市内で限定販売されている。企画した五島市商工会は「五島をさらに愛してもらうきっかけにしたい」とアピールしている
五島市は国内有数のツバキの自生地。同市商工会の立石光徳会長らによると、ツバキの活用策として酵母の採取に取り組み、2013年に成功。島楽は、酵母を使った商品の第1弾で「五島を楽しむ」という意味を込めた
仕込み用の米は、五島市富江町田尾地区で生産されたヒノヒカリを使用。同市内に日本酒の蔵元がないため、製造は諫早市の「杵の川」(瀬頭信介社長)が担当した。瀬頭社長は「香りは穏やかで、甘酸っぱいタイプの味。魚や牛肉など五島の食に合う酒質にした」と話す
720ミリリットルで1300円(税別)。今年は1800本程度の販売を予定し、来年は純米酒の製造や島外での販売も計画する。今後は酵母を使った焼酎やワインも製造予定で、立石会長は「今後も広く展開できるように研究したい」と話している
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