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- ID:
- 熊本県は今夏の熊本大会で使用できるよう、修繕を急いだ。「ありがたいことです。熊本の球児にとっても県民にとっても、励みになります」と県高野連理事長の工木雄太郎(45)は感謝する
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- 年:
- 2016
- 月日:
- 0714
- 見出し:
- 被爆樹木、枯死進行で切断
- 新聞名:
- 長崎新聞
- 元URL:
- http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/07/14092336048450.shtml
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 爆心地から500メートルにある長崎市城山町の市立城山小の被爆樹木、カラスザンショウの大部分が枯死し、市が5月に根元の部分を残して切断していたことが分かった。生きている部分の寿命を延ばすための処置で、19日に芽吹きの有無を確認し今後の保存方法を検討する
カラスザンショウはミカン科の落葉樹。原爆で焼かれながらも近くのムクノキに支えられて生き延び、市の被爆建造物等の取り扱い基準で保存対象のAランクに指定されている
市教委施設課によると地元のボランティアが4月、芽吹きが例年より遅いと市に相談。樹木医が地面から1メートル以上の部分に水が行き渡っていないことを確認した。枯死の進行や倒壊の危険を避けるため、5月19日に根元から80センチの部分を切断し断面を殺菌した。1月の大寒波も影響したという
平和学習でカラスザンショウに親しんでいた同校の児童には処置後、樹木の状態や処置の内容について知らせた。竹村浩明校長は「今の形でこの場所に残ることが希望。子どもたちには命に限りがあることについても理解を深めてほしい」と話した
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