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- ID:
- 35655
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0615
- 見出し:
- 伝統の木桶でプール開き 福岡・筑後
- 新聞名:
- NHK
- 元URL:
- http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160615/k10010557791000.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 福岡県筑後市の小学校でプール開きが行われ、子どもたちが、かつて農作業で使われていた「はんぎり」という大きな木の桶(おけ)に乗る体験をしました
「はんぎり」は、直径がおよそ70センチ、深さがおよそ30センチの大きな木の桶です。福岡県筑後市の古島小学校では、毎年、プール開きで、子どもたちが「はんぎり」に乗る体験をしていて、15日は80人余りが参加しました
プールには、6つの「はんぎり」が浮かべられ、上級生は1人で、下級生は2人で乗り込みました。初めは、その場でくるくる回ったり、バランスを崩して水の中に落ちたりする子どももいましたが、慣れてくると木のへらで気持ちよく水をこいで楽しんでいました
この地域では20年ほど前まで、農家の人たちが水路で「はんぎり」に乗って、ひしの実を収穫していましたが、今では、ほとんど見かけなくなったということです。参加した子どもは「とても楽しかったけど乗った時のバランス感覚が難しかったです」と話していました
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