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- ID:
- 35390
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0430
- 見出し:
- 花木で彩り 憩いの場新たなスタート・南三陸
- 新聞名:
- 河北新報
- 元URL:
- http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160430_13043.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 東日本大震災後に始まった、南三陸町入谷の婆山(ばばやま)(標高91メートル)を花木で彩る「花見山プロジェクト」に関わったボランティアを招いた住民による初の感謝祭が29日、現地であった。地域の憩いの場として整備してきた里山の新たなスタートを祝った
感謝祭には約40人が参加し、頂上に建てたあずまやのテープカットを行った。プロジェクトの阿部勝善実行委員長(65)は「支援が広がり、ここまで来られた。今後も花木を増やしていきたい」と語った
山の整備は2013年、震災ボランティアが里山を学ぶ一環として始まった。これまでに延べ517人のボランティアがヤマボウシ、ツツジなど約500本を植樹。現在はハナモモの花が見ごろを迎えている
昨年植樹をしたNTTドコモ東北復興新生支援室の中舘牧子さん(39)は「地元の人と訪れた人との交流の場になればうれしい」と話した
感謝祭は5月1日まで。実行委員会が軽食を振る舞い、中腹のツリーハウスで花や山にまつわる小説や雑誌を展示している。開催時間は午前10時~午後2時
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