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- ID:
- 43792
- 年:
- 2019
- 月日:
- 0128
- 見出し:
- 屏東の山地で桜フェス 台湾原住民ルカイ族の文化体験も
- 新聞名:
- 中央社フォーカス台湾
- 元URL:
- http://japan.cna.com.tw/news/atra/201901260006.aspx
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 南部・屏東県北東部の山地にある霧台郷で26日、桜フェスティバルが開幕した。桜はすでに3~4割が開花しており、同郷公所(役所)によれば、2月に入るとより多くの桜が花を付ける。フェスティバルは来月末まで続く。同県北西部の屏東市と霧台郷を結ぶ道路「台24線」沿いには桜の木々が植えられており、毎年春節(旧正月)の連休時期になると多くの花見客でにぎわう。中でも一軒の民家の庭に植えられた樹齢30年余りとみられる大きな桜の木は「桜花王」と呼ばれ、毎年立派に花を咲かせる。桜花王は2月末に満開になる予想だという。同県政府は昨年、観光促進のため、より多くの桜の木を植えるための補助金を同郷に支給した。同郷には台湾原住民(先住民)ルカイ族が暮らしており、集落内の広場では、26日と27日に市場を開催。ルカイ族のあいさつの言葉「Sabau」と名付けられた券を購入すると、同族の伝統儀式、ブランコこぎの体験やエコツアーへの参加ができるという。同フェスは、期間中の毎週土曜と日曜、春節期間の連休(2月2日~10日)、平和記念日(2月28日)に開催される。同県では、元宵節(旧暦1月15日、今年は2月19日)の恒例イベント「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)も2月19日に開幕するため、同郷は桜フェスへの来訪者が例年より増えると見込んでいる
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