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- ID:
-
35193
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0331
- 見出し:
- よみがえれ桜の名所 出水・桂島で住民とNPO植樹7年
- 新聞名:
- 南日本新聞
- 元URL:
- https://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=74174
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 出水市で唯一の有人離島「桂島」に桜を植える活動が続いている。かつて、桜の名所だった島をよみがえらせようと、地元NPOと島民が7年前から続ける。関係者は「一人でも多くの人に島を知ってもらい、活気が出れば」と期待している
桂島自治会の川元谷男会長(79)によると、40年ほど前、島では約300人が漁業や農業を営んでいた。漁の神様をまつる金比羅宮の周辺には桜が林立し、「春になると花が咲き誇る様子が陸側からも眺められた」という。だが、現在の人口は7世帯12人のみで、子どもはいない。名所と言われた桜の木も台風などで倒れ、ほとんど残っていない
植樹は環境美化運動を進めるNPO「ハウツー21クラブ」などと島民が協力して2009年にスタート。整備中の遊歩道沿いや矢筈岳(やはずだけ)を一望できるキャンプ広場予定地に、カンヒザクラ、シダレザクラ、オオシマザクラなどを毎年植えている。今シーズンの植樹は3月22日にあり、通算で約150本
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