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- ID:
- 30736
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0623
- 見出し:
- 将来の御柱用材に 東俣国有林でモミの幼木植樹
- 新聞名:
- 長野日報
- 元URL:
- http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31644
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 下諏訪町の御柱の森づくり協議会(村田友光会長)は22日、モミの木の記念植樹を同町郊外の東俣国有林の観音沢で行った。協議会を構成する御柱用材を育む会などから約100人が参加。雨の中、高さ2~3メートルの幼木を植え、鹿除けネットで囲った。
開会式で村田会長は、「あいにくの雨だが、モミの木にとっては恵みの雨」とあいさつ。育む会の佐藤みきお会長は「御柱祭はもうすぐ本番。これからも将来の御柱を育むために力を合わせて頑張っていきたい」と述べた。
来賓の青木悟町長は「いつの日か御柱に使われる―との思いを寄せ作業をしてもらえれば」と祝辞を寄せた。南信森林管理署の田中徹署長は「地道な活動だが、後世に残る山づくりにつながる」と植樹作業をたたえた。
植えたモミの木は同町大平の苗場で育む会が育てた7~8年生。町木遣(きやり)保存会メンバー4人が「奥山に育てモミの木」などと声高らかに木やりを響かせ、町内10区がそれぞれ1~2本、町長ら代表者が1本を協力して植え付けた。
植樹は春恒例の作業で14回目となり、これで200本以上が植えられたという。今回植樹した場所は2001年にモミの木を植えたが、シカの食害などに遭っていた。
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