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- ID:
- 30408
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0513
- 見出し:
- 樹齢1100年に疑問符 猪苗代・大鹿桜
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://www.asahi.com/articles/ASG585GB1G58UGTB00K.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 県内最長寿の桜の木がどれなのかが、あいまいになっている。県は「緑の文化財」の台帳を元に、猪苗代町西峰にある磐椅(いわはし)神社の大鹿桜が樹齢1100年で最長寿としてきた。だが、町教育委員会は、この桜を、10世紀に植えられた桜の子孫としており、県は「事実を確認し、台帳を直すことも検
討したい」という。
大鹿桜について、町教委は1992年、木の前に「天暦年中(947~957)(略)植えたとなっている。現在はその子孫である」という解説板を設置した。町教委によると、神社の宮司が代々、口伝えで受け継いできた伝承を元に解説を作った。だが文献による記録はなく、植えられた年代もわからない。
また、大鹿桜について県の資料では「花は初め濃紅色」とあるが、町教委の解説板は「白色からしだいに鹿の毛の色」になるとしており、実際に咲き始めは白い。
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