v10.0
- ID:
- 価格は3万8000円で密売東京のホームページで購入することができる。ちなみに『おさるフォン』は手作りによる製品のため、工場で作られたものよりは早く寿命が来る可能性もある。しかし、そのような時は材料代と作業費はかかるものの、澤山工作所では別のものに作り替え生き返らせてくれるというのだ。
それは、例えばインターフォンやスピーカーのような形で。思い出の詰まったランドセルをミニランドセルにリメイクするサービスは世の中にあるが、ひとつの物が形を変えて使い続けられるのは手作りの製品ならではの楽しみ方に違いない。
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- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0205
- 見出し:
- セルロースナノファイバーの強度、鋼鉄の10倍-東大が発見
- 新聞名:
- 日刊工業新聞
- 元URL:
- http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130205eaaa.html?news-t0205
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 東京大学の斎藤継之助教と磯貝明教授らは、木材を分解して作った幅約3ナノメートル(ナノは10億分の1)の1本のセルロースナノファイバーが、鋼鉄の約10倍、丈夫なことを発見した。アラミド繊維などの超高強度繊維に相当する。超微細な補強材としての応用が見込め、バイオプラスチックに混ぜれ
ば強度を高められる可能性がある。
磯貝教授らが開発したセルロースを1本1本バラバラにするTEMPO触媒酸化という方法と、繊維をつかまずに強度を解析する手法を組み合わせることで明らかにした。超音波を当ててセルロースナノファイバーをこれ以上短くならない長さまで切断し、その長さと幅の関係を統計的に処理して、引っ張って切れ
る時に必要な力の大きさを求めた。引張破断強度は2ギガ―6ギガパスカルで、一般的なバイオ系の素材を上回っていた。
樹木の成分であるセルロースは、30―40本の分子が集まって存在している。
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