v10.0
- ID:
- 29492
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0121
- 見出し:
- 梅の木のウイルス感染が拡大
- 新聞名:
- NHK
- 元URL:
- http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140122/k10014666691000.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 梅の名所として知られる東京・青梅市の公園で、梅の木にウイルスの感染が広がっていることから、全体の4割に当たる木が伐採される見通しとなり、市は、代わりに植える梅の苗の確保など対応を急いでいます。
青梅市では、平成21年に梅などに感染して木を弱らせる「プラムポックスウイルス」が市内の梅の木に感染していることが国内で初めて確認され、拡大を防ぐための伐採が続けられています。
このうち梅の名所として知られる「青梅市梅の公園」では、これまでに感染が確認された木とその周辺の合わせておよそ500本が伐採されました。
残った1200本余りの木についても、去年、行われた国の調査で、新たに39本の感染が確認され、全体の4割に当たる500本ほどが伐採される見通しだということです。
これを受けて青梅市では、観光への影響を考慮して、3月ごろに開かれる「梅まつり」が終わるまで伐採を待つよう国に要望しました。
さらに代わりに植える梅の苗の確保を急ぐとともに、園内に梅と同じ時期に咲くフクジュソウやスイセンを植えるなどの対応を取っています。
青梅市農林課の伊藤英彦課長は、「非常に無念だが、市のシンボルとなる公園なので、なるべく早く再生させたい」と話しています。
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