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- ID:
- 29435
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0114
- 見出し:
- 「勉強や仕事前にすっきり」
- 新聞名:
- 東海日日新聞
- 元URL:
- http://www.tonichi.net/news/index.php?id=34560
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 地元産ミカンの廃木の活用を進める蒲郡市は、名古屋市の公園遊具製造会社と兵庫県で線香生産を行う組合と共同で、ミカンの木を使ったお香「徳川浪漫香」を開発した。香料を一切加えず、天然の香木「沈香(じんこう)」に似たミカンの木そのものの香りが楽しめる。海辺の文学記念館(蒲郡市竹島町
)などで2月中の発売を目指す。価格は1パッケージ16本入りで800円程度の予定。
開発元によるとこのお香は、香道の香りの表現方法で「酸っぱい」と「苦い」を合わせた香り。よく似た香りの沈香は清涼感や精神沈着の効用が期待できることから、開発したお香も「勉強や仕事前にたくと頭や心が、すっきりする」と勧める。
商品名は、徳川家康が最も好んだ果実がミカンだったという話や、家康ゆかりのミカンの木が蒲郡市内にあることにちなんだ。
開発は、同社がミカンの木を使った積み木を作る過程で出た木粉に、香りがあることに着目。木粉をのりで固めたシンプルなお香を、同組合と製品化した。
観光みやげとして位置づけを目指す同市は、市内温泉郷のホテルや旅館などで使ってもらう取り組みも進める。
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