v10.0
- ID:
- 他の桜も含め、早ければ来春に十数本の苗木を植える。6、7年後には淡いピンク色の花々が乗客を出迎えることになるという。
29384
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0107
- 見出し:
- 元通り再現なるか 巨大クスノキの組み立て開始
- 新聞名:
- わかやま新報オンライン
- 元URL:
- http://www.wakayamashimpo.co.jp/2014/01/20140107_32291.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘は7日、昨年、同市六十谷の紀の川から河川敷に引き上げられた巨大クスノキ(周囲約12㍍)を同施設資料館前で展示保存するため、巨木の移動・組み立て作業を開始した。作業は9日まで続く予定。
巨木は昨年5月に有田市の特殊伐採職人で木徳林業4代目、狗巻(いぬまき)義博さんの協力で、3分割にし、同施設へ運び込んだ。約半年間で防腐処理を行い、資料館前に展示保存するための建屋の土台(6㍍×6㍍)が造られた。
今回も狗巻さんの協力を得て実施。初日は木の状態を確認し、木と木を固定する杭「だぼ」を打ち込んだ。8日には巨木をクレーンでつり上げるためのワイヤーの位置を確認し、9日には土台に運ばれ、組み立てが完成する見通し。
木が収縮し、だぼの位置が変わっていないか、クレーンで巨木を水平につれるかが気掛かりと狗巻さん。「切断する段階から組み立ての準備をしてきた。無事に元通りの形になることを祈る」と作業成功に意気込んだ。
組み立て作業完了後は巨木にブルーシートがかぶせられ、建屋の柱と屋根の建築が行われる。3月ごろの展示開始を予定している。
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