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- ID:
- 26647
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0129
- 見出し:
- 大学生に魅力アピール モニターツアー開く
- 新聞名:
- 紀伊民報
- 元URL:
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=246355
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 和歌山県田辺市の大塔村商工会は26、27日、県外の大学生を招いた観光モニターツアーを開き、地域の景観や文化をアピールした。
都市部に暮らす若者の視点を生かし、大塔地域の魅力を発掘しようとツアーを企画した。学園祭への出店を通じて交流があった園田学園女子大学(兵庫県尼崎市)のテニス部員ら21人を招待した。
26日は熊野古道を散策し、同市鮎川のカモン館から北郡トンネル手前までの約3キロを歩いた。住吉神社では祭神や境内の大木について、同行した商工会職員から説明を聞いた。散策後、道の駅「ふるさとセンター大塔」で、ジビエ料理の昼食を取った。
午後は田辺市下川下のとみさと交流館で体験教室があった。まちおこしグループ乙女の市のメンバーとともに、サンマずしと巻きずし、こんにゃくいなりを作った。カズラを使った籠作りも体験した。作ったすしと茶がゆなどで夕食にした。
27日は法師山(1120メートル)を登山した。森林インストラクターの案内で、自然を楽しんだ。
3年の大塚弥生さん(20)は「大塔地域を訪れるのは初めてで、熊野古道には憧れがあった。のどかな景観で、住み心地が良さそう」、3年の大塚菜津美さん(21)は「登山は頂上が晴れていて気持ちよかった。自然豊かな山が近くにあり、癒やされる雰囲気の中ですべての体験を楽しめた」と話した。
商工会は参加者にアンケートを取り、観光資源のPRなどで活用する。
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