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- ID:
- 28754
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 1007
- 見出し:
- 大遷宮記念 巨木の里曳き
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20131006-OYT8T00644.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 長さ17メートル、直径80センチの杉の丸太3本で造られ、出雲大社(出雲市大社町)の古代の高層神殿を支えたとされる3本柱をしのぶ「巨木の里曳(び)き」が6日、大社前の神門通りなどで行われた。県内外から集まった約300人が、重さ約4トンある丸太1本を曳き、旧国鉄大社駅前から大社の参道前
まで約1キロを歩いた。
出雲大社の平成の大遷宮に合わせて企画された「出雲国風土記『高層神殿』追体験事業」の一つ。杉の丸太は、同市佐田町の吉栗山から今年3月に切り出されたもので、11月10日に大社東神苑に立てられる予定。
この日の同市は28・6度まで気温が上昇。白い法被をまとった人々は汗を拭いながら、「御柱(おんばしら)御用」と書かれた木札が立つ丸太を約3時間かけて曳いた。
大阪府東大阪市から参加した会社員の新川浩司さん(48)は「古代の人たちもこうやって曳いて運んだのかと思うと、タイムスリップしたような心地です」と笑顔をみせた。
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