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- ID:
- 27201
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0322
- 見出し:
- 梅の名所・西渓園、足利市に寄贈
- 新聞名:
- 下野新聞
- 元URL:
- http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130321/1005904
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 梅の名所として知られる西宮町の西渓園が市に寄贈され、見ごろを迎えている。同園には約1200本の梅の木があるが、維持管理が難しいとして、所有する都内の男性が周辺の土地を含む計約6・2ヘクタールを市に寄贈した。すでに地元の中学校が手入れ作業体験を行うなど教育面で活用が始まってい
る。「観光施設」として整備を求める提言もあることから、市は誘客に向けて検討していく考えだ。
西渓園は約50年前、市出身のアキレス創業者、故殿岡利男氏が収穫した梅の実を販売し、育英資金の財源に充てようと造園した。開花期には一般開放され、毎年市民らが訪れている。市観光協会が仮設トイレや駐車場を確保し、誘客を図ってきた。
2011年12月ごろ、経営者の三男から同園約3ヘクタールと周辺の山林などを合わせた約6・2ヘクタールの寄贈の申し出が市にあった。観光面でプラスになるとして、市は昨年5月譲り受け、同園の管理は業者に委託した。
同園の整備に関しては、市内の観光、イベント関係者らでつくる足利観光誘客戦略会議が昨年秋にまとめた提言書に「観光施設として整備」などが盛り込まれた。市観光交流課は、これらの提言を踏まえ「今後利用法について考えていきたい」としている。
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