v10.0
- ID:
- 26868
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0218
- 見出し:
- 武山の樹木に名札、養護学校生徒が登山道脇に取り付け
- 新聞名:
- カナロコ
- 元URL:
- http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1302140021/
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 特別支援学校の県立武山養護学校(横須賀市武、新井雅明校長)の高校1年の生徒15人が14日、地域住民や武山に訪れる観光客のため、登山道脇の樹木に「名札」を取り付けて回った。
きっかけは1月、同校近くに広がる武山(202メートル)の山頂にある武山初不動をお参りした際に「この木の名前は?」と疑問に思った生徒と教員のやりとりだった。早速、授業で武山の樹木マップを作成。観光客にも知ってもらおうと、木の名前を記した木製の名札を作った。
4年前から学校と協力して山の自然道整備などに取り組んでいる武山観光協会(田畑峻一会長)のメンバー3人も取り付け作業に協力。生徒たちと一緒にクスノキやケヤキ、サザンカなど10種類の樹木の幹に、登山者へ見えやすいよう丁寧にくくり付けた。
藤原将司君(16)は「山に登ったり(名札を)つけたのが楽しかった」と満足そうに振り返った。
担任教員の川本真史さん(24)は「外に出て、いろんな人と触れ合うことが新しい体験として成長につながる。(生徒の)表情に達成感があった」と、うなずいた。今後は名札の種類を増やしていくという。
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