v10.0
- ID:
- 31779
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 1115
- 見出し:
- 聖夜待つ「九州産スギ」のツリー
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20141114-OYTNT50448.html?from=ycont_top_photo
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 福岡市博多区の複合商業ビル「TERASOテラソ」1階ホールに、スギ材を使った高さ約2・5メートルのクリスマスツリーが登場し、来客を楽しませている。
ツリーは、大分県中津市の木材加工会社「九州ダイト」(渡辺英一社長)が制作。九州産のスギを、幹と枝、葉に見立てた24枚の板に加工して組み立てた。枝には、ポインセチアの造花、金色と銀色の球状のオーナメントを下げ、土台部分は人工の草花で飾った。
東京都港区のホテル「グランドハイアット東京」のロビーに、九州ダイトのツリーが飾られているのを、TERASO関係者が知り、制作を依頼した。
杉山正一・TERASO業務部長は「まずはクリスマスムードを高め、その後は四季それぞれを感じてもらえるような飾り付けをしていきたい。何年も使える点もいい」と満足そう。
渡辺社長は、2011年3月の東日本大震災で被災した宮城県東松島市の保育園を訪問し、木工教室を開いたり、ベンチにする木材を送ったりしている。大分県や中津市などと協力し、木材の消費拡大に取り組んでおり、「木材の優しさ、魅力を多くの人に知ってもらいたい」と話していた。
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