v10.0
- ID:
-
23582
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0224
- 見出し:
- ヒノキ材 ツヤ良く深み
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120222-OYT8T01181.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 県産木材を集めた「第2回優良土佐材見本市」が22日、高知市仁井田の協同組合高知木材センターで開かれた。50社以上からヒノキやスギの建築資材が出品され、全国各地の業者が買い付けに訪れた。
林業振興につなげようと県内各地の木材センターが合同で開催。馬路村・魚梁瀬地区の魚梁瀬スギや、四万十川流域で育った四万十ヒノキなど優良な木材が並んだ。木材の産地を巡っている大分市の内装材製造メーカー池見林産工業株式会社の紀野健三さん(51)は「高知のヒノキはツヤが良く、深
みがあるのでよく買う」と評価していた。
同センターの藤崎雄二理事長(52)によると、少子高齢化などで新たな住宅着工が減ったり、外国産材の占有率が高まったりして、国産材の値段は下落。ヒノキは約25年間で1立方メートルあたり約7万円から2~3万円に値下がりしたという。藤崎理事長は「国産材を守ることは、木が生み出す日本の空
気や水を守ることにつながる。見本市で品質の良さを知ってもらい、林業が生き残るチャンスを見いだしたい」と話していた。
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