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- ID:
- 23559
- 年:
- 2012
- 月日:
- 見出し:
- 御室桜の苗木を植栽 クローン技術で仁和寺に
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2012022101001740.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 遅咲きの八重桜として知られる仁和寺(京都市右京区)の「御室桜」が住友林業(東京)のクローン技術で培養に成功し、苗木が21日、境内に植えられた。
寺などによると、御室桜は古いもので樹齢が約360年で、現在約130本ある。本来、八重桜は花びらが10枚以上あるが、根から株分けして苗木を作ってきたため、突然変異を起こし、ほとんどの木の花びらが5枚ほどの一重になってしまったという。
そこで住友林業の筑波研究所(茨城県)が八重桜を後世に伝えようと、芽の分裂組織を取り出して培養するクローン技術を開発し、2010年に増殖に成功した。
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