v10.0
- ID:
-
23459
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0210
- 見出し:
- 山積みの汚染樹皮、林野庁と県が視察
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120209ddlk09040201000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 福島第1原発事故に伴う放射性物質が検出され、引き取りを拒否された樹皮が滞留している問題で、林野庁と県は8日、現状把握のため鹿沼市富岡の県森林組合連合会(県森連)鹿沼木材共販所で山積みされた樹皮を視察した。県森連が先月25日、民主党県連と共に処理方法の早期決定を国に要
請していた。
県森連によると、県の12月補正予算に一定の焼却費が計上され、1月中旬に計約2400トンあった樹皮のうち約400トンを焼却。だが、堆肥(たいひ)製造業者が受け取りを拒否する限りは滞留が続くと懸念される。
視察には林野庁木材産業課や県林業振興課の職員らと、民主党県連から代表の石森久嗣衆院議員ら役員4人も参加。県森連から現場説明を受けた後は、今後の対応についての協議が非公開で行われた。
協議後に取材に応じた石森氏によると、林野庁からは滞留した樹皮を重機で圧縮するなどの処理方法が提案され、県は焼却場所の確保を進める方針を伝えたという。石森氏は「現在の分は筋道が見えてきた」と話した。
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