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- ID:
- 23411
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0207
- 見出し:
- 豊前海の生き物 新中津市民病院の壁飾る
- 新聞名:
- 大分合同新聞
- 元URL:
- http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_132848978507.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- ことしの秋に開院予定の新中津市民病院の壁を飾る「コミュニティーアート」制作が５日、中津市大貞の大幡コミュニティーセンターであった。抽選で選ばれた市内の小学生約２００人が参加。中津の豊かな海の生き物をモチーフに、耶馬渓産のスギの木片に絵を描いた。木片は大きな一つのヒラメの絵になり
、総合案内ロビー付近の壁面に設置される。
総合デザインを担当する美術作家の長谷川仁さん（３９）＝東京都＝が指導。使用する木片は山国川流域森林組合（保田文彦組合長）が提供した。子どもたちは豊前海にすむ生き物の写真などを手本に、思い思いに作画。カニやイカ、カラフルなうろこの魚などを熱心に描いていった。アートはヒラメの部
分が縦１・７メートル、横３メートルになるという。
同病院の吉田基晴事務長は「きょう描いた絵は形になっていつまでも残る。自分たちが病院づくりに参加したという気持ちになってもらえるのでは」と話した。
佐伯和（にこ）さん（７）＝大幡小２年＝は「形が好きだからマダイを描いた。簡単だったよ」とにっこり。図鑑を持参してカサゴの絵を描いた木原利菜さん（１０）＝豊田小５年＝は「新鮮でおいしいカサゴを昨日食べたので描いてみた。完成したら病院に行って見てみたい」と話した。
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