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- ID:
- 26350
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1228
- 見出し:
- 縄文杉の枝、ケーブル固定 17日から応急措置
- 新聞名:
- 373NEWS
- 元URL:
- http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=45072
- 写真・動画など:
- 【イラスト】
- 記事内容
- 屋久島・縄文杉(樹高25.3メートル)で、直径1.6メートルの大枝の根元が腐食し折れる恐れがある問題で、林野庁屋久島森林管理署は12日、屋久島町で安全対策の検討会を開き、17~19日に幹と大枝をケーブルでつないで固定する応急措置をすることを決めた。大枝が真上にかかる北側展望デ
ッキなどの立ち入り制限は継続する。
重さ数トン以上と推測される大枝が、折れてデッキへ落下するのを防ぐのが目的。高さ22メートルで南側に分岐した幹と別の枝から、直径12ミリのケーブルで2カ所を固定する。作業は樹木医7人が行う。登山はできる。
同署は年明け以降、立ち入り制限を含め抜本的対策を検討する。米田雅人署長は「作業によっては、登山客に待ってもらう可能性もある。安全のため協力してほしい」としている。
大枝があるのは北側デッキ正面、高さ約5メートル付近。11月上旬の樹木医調査で、付け根付近の腐食や先端方向に向け最大幅80センチ、深さ90センチ、長さ2.6メートルの空洞が見つかった。
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