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- ID:
- 26159
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1211
- 見出し:
- 冬の風物詩 三田でウド小屋づくり
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20121211-OYT8T00045.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 寒風の中、三田市特産のウドを育成する、稲わらで覆った「ウド小屋」づくりが始まっている。10年ほど前には市内の田んぼに点在し、冬の風物詩だったが、今では高齢化で小屋を立てる農家は数軒という。
同市東本庄の農業前沢一三さん(71)は自宅そばの田んぼに縦6メートル、横14メートル、高さ3・5メートルの小屋を設置。丸太と竹で骨組みをつくり、束ねたわらを隙間のないようくくりつけた。9日には神戸市北区に住む長男(39)も駆けつけ作業した。
小屋にウドの親株を敷き詰める「伏せ込み」作業は今月下旬になるという。約1000株を並べ、土や切りわら、湿気を持たせた干し草で覆い、温度を調節して来年2月中旬頃まで暗闇で栽培。長さ80センチ以上に伸びると収穫し、「早春の味覚」として食卓に上る。
前沢さんは「小屋づくりは大変だが、息子も手伝ってくれるので、これからも続けたい」と話していた。
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