v10.0
- ID:
- 25707
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1030
- 見出し:
- 希望の森づくりシンポ:土地本来の樹木で防災環境保全林を
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20121029ddlk22040142000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 森林の保全、再生のあり方を考える「いのちを守る『希望の森づくり』国際シンポジウム」(掛川市主催、NPO法人・時ノ寿(ときのす)の森クラブ、毎日新聞社共催)が28日、同市内で開かれた。
川勝平太知事のあいさつに続き、市内に建設中の新病院で27日実施された植樹を指導した宮脇昭・横浜国立大名誉教授が基調講演。「ふるさとの木による森づくりは生態系をはぐくみ、災害から人命を守る」と強調し、土地本来の樹木による防災環境保全林づくりを呼びかけた。
この後、6人によるパネルディスカッションが行われ、ドイツのハノーバー大学のリチャード・ポット教授(植物社会学)は、欧州は中世にはほとんどの森林が破壊され、植林によって森林を再生した歴史を紹介。中国・上海市の達良俊・華東師範大教授(都市生態学)は、環境問題が深刻化する上海市は
都市部の緑化を重点目標に掲げていることを説明。両教授とも土地本来のさまざまな樹種による植樹の重要性を訴えた。
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