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- ID:
- 25291
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0918
- 見出し:
- 岐阜女子大生が村内産シカ肉などの弁当販売
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_226830
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 下伊那郡根羽村の地域おこしに携わっている岐阜女子大(岐阜市)の学生9人が16日、村内産のシカやイノシシの肉やトウモロコシなどで作った弁当を同郡阿南町の道の駅「信州新野千石平(にいのせんごくだいら)」などで販売した。村森林組合などの協力で、根羽杉を使った弁当箱に料理を詰めるなど高
級感のある弁当に仕上がった。根羽村内での販売分を含めた計150個(1個千円)は約2時間半で完売した。
弁当の販売は昨年に続く取り組みで、ことしの商品名は「根羽のはこいり娘」。昨年はシカ肉の空揚げなどを入れたが、肉をもっとアピールしようと今回は「イノシカ丼」をメーンに据えた。村内産のカボチャなどを使ったサラダ、筑前煮なども詰めた。
そろいのTシャツ姿の学生たちは「シカ肉の弁当です」「本日限定です」などとPR。元気のいい声に誘われるように観光客らが買い求めた。
学生たちは、素材の仕入れや調理、チラシの用意など、商品開発の流れを体験。仕入れや弁当箱作りなどで村民の支援を実感したという。リーダーで3年生の佐久間春菜さん(21)は「村民への感謝の思いと完成の充実感でいっぱいです」と話していた。
弁当作りは2006年度からの村との連携事業の一環。指導に当たる浅野弘光教授は「学生たちは企画を実現するために、新たな人間関係を築く大切さなどを学んでいる」と語った。飯田下伊那地方の道の駅などで販売する弁当の開発を続けていくという。
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