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- ID:
- 25115
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0829
- 見出し:
- 相思相愛の木:手をつなぐ2本のサザンカ
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/select/news/20120828mog00m040025000c.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 長崎県諫早市高来町の轟峡で、サザンカ2本が手をつなぐように枝でつながった状態で見つかった。専門家も驚く珍しさで、地元の山林経営団体「湯江山林会」は轟峡の新名物にしようと「相思相愛の木」と名付け、森林浴コースを整備した。中国・唐代の詩人、白居易が叙情詩「長恨歌」の中で玄宗皇帝と
楊貴妃の愛を「連理の枝」とたとえた故事にちなんだ。【武内靖広】
「相思相愛の木」は同会会長の増山忠男さん(78)が5月、轟の滝から約2キロ上流の「銀鈴渓(ぎんれいけい)」付近の県道を歩いていて見つけた。道路脇の茂みに、サザンカ2本が、手をつないだように枝でつながり「H」字状になっていた。
2本の木が枝でつながったサザンカ
拡大写真
茂みを払って調べると、2本のサザンカは約1メートル離れて生えており、樹齢はともに45年。道路側の木は樹高8メートル、山側は同4メートル。道路側の木の3.2メートル付近で枝がもう1本とつながっていた。
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