v10.0
- ID:
-
25067
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0822
- 見出し:
- 児童が体験、地域伝統の農法受け継ぐ
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20120821ddlk45040635000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 椎葉村不土野、村立尾向小学校(図師宗忠校長、児童36人)の「子供焼き畑体験学習」が20日、近くの山林であった。地域伝統の「焼き畑農法」を受け継いでいこうと毎年実施しており、今年で24回目。
体験学習は、日当地区の地元農家3戸が提供した共有地約0・4ヘクタールであり、児童や学校関係者、地域住民ら約100人が参加した。
火入れ式の神事で、児童代表の6年、甲斐裕人君(12)が「このヤボ(伐採地)に火を入れ申す。ヘビ、ワクド(カエル)、虫けらども 早々に立ち退きたまえ 山の神様、火の神様 お地蔵様、どうぞ火の余らぬよう お守りやってたもうれ」と唱えた。続いて6年生5人が雑木に火を放つと一気に燃え上がり、火
柱に歓声があがった。
火は約1時間で燃え尽き、さらに約2時間おいたあと、全員でソバの種をまいた。
収穫は10月末の見込み。子供たちは開花から収穫まで観察などを続けるという。
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