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- ID:
- 24729
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0706
- 見出し:
- 仮設と駐車場の間に橋…大槌の団地で取り付け
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T01392.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 大槌町の大槌第９仮設団地で５日、住宅と駐車場をつなぐ木製の橋が取り付けられた。町と秋田県立大木材高度加工研究所（木工研）が結んだ連携協定に基づく復興事業の第１弾で、木工研が技術指導を行った。木工研によると、第９団地では住宅と駐車場の間に深い溝があり、住民が町に橋の架設を
要望。これを受け、町が工事を地元業者に発注していた。
工事で用いられたのは、木工研や秋田大などが開発した「オンサイト工法」と呼ばれる技術の一部。現地で調達した樹木をその場で製材し、橋を１日で設置できる工法で、輸送コストを大幅に抑えられるという。
この日はあらかじめ用意された角材を作業員が午前９時頃から組み立て、全長６メートルの橋が午後１時過ぎに架けられた。木工研の佐々木貴信准教授は「災害時に応急的な橋を設置できるよう、地元業者に工法を普及させたい」と話していた。
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