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- ID:
- 24716
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0705
- 見出し:
- ノコギリ使い自由研究
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20120705-OYT8T00103.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 美濃「木育寺子屋」 小中学生が挑戦
小中学生が木工道具の使い方を学びながら木工作品を作る「みの木育(もくいく)寺子屋」が、美濃市泉町の美濃和紙の工房兼ギャラリー「美濃・紙の芸術村工房」で始まった。木のぬくもりに親しむ木育を推進するとともに、夏休みの自由研究にも役立ててもらおうと、同市が地元の専修学校「県立森林文
化アカデミー」と連携して今年度初めて企画した。
寺子屋には市内の小中学生11人が応募し、今月3日から8月下旬まで計8回開催する。アカデミーの松井勅尚(ときなり)教授(52)と、県木育推進員で、木を使ったものづくりなど木育講座を企画する福島計一さん(39)らが講師を務めた。
初日は、子どもたちが松井教授らからノコギリの使い方や注意点を教えてもらった後、机に道具で固定した杉の板を実際にノコギリで切ると、「やった、切れた」と喜ぶ姿も見られた。
今月は箱形の椅子(幅27センチ、奥行き30センチ、高さ20センチ)を作り、その経験を踏まえて8月には、夏休みの自由研究に向け、木を使ったオリジナルの作品を作る予定。
ノコギリで竹を切った経験があるという同市立大矢田小学校6年の後藤聡太君(11)は「教えてもらった通り、ノコギリを軽く握ったら手が痛くなくて、とても楽しい」と話していた。
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