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- ID:
- 23192
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0117
- 見出し:
- 大正期スキー板などを展示 野沢温泉の日本スキー博物館
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_206353
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 下高井郡野沢温泉村の日本スキー博物館で15日、県内にスキーが伝わってことしで100年を迎えたのを記念する企画展「日本のスキー黎明(れいめい)期を支えた先人細川護立(もりたつ)」が始まった。旧熊本藩主・細川家16代当主の細川さん(1883~1970年)が集めたスキー板14組やストックを
紹介している。
博物館によると、細川さんは新潟県の赤倉などでスキーを楽しみ、皇族らに魅力を伝えていた。細川家の美術品などを保管する東京の博物館「永青(えいせい)文庫」が昨年、館内を整理した際にスキー板とストックを見つけ、全日本スキー連盟に寄付。同連盟が同博物館に預け、企画展で紹介することに
なった。
14組はいずれも木製で、大正から昭和初期に国内外で製造された。細川さんが欧州を旅した際に購入したものもあるという。15日の開会式には細川さんのひ孫、石井裕子さん(36)=東京=が出席。「この板で、次の100年もスキーの歴史を伝えてください」とあいさつした。展示は5月6日まで。木曜休館
。入館料300円(小中学生150円)。
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