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- ID:
- 24589
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0620
- 見出し:
- 行政・政治 : 伊那市「ウッドスタート事業」11月から
- 新聞名:
- 長野日報
- 元URL:
- http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=25332
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 伊那市は今年度、新生児に木のおもちゃをプレゼントする「ウッドスタート事業」を始める。木に親しんでもらい「木育」を推進するとともに、地域産材を使ったり地元の職人が製作を手掛けることで、市内木工業の振興につなげたい考え。乳児の6カ月健診に合わせ、11月からスタートさせる。市はこれに先立ち、
おもちゃの製作者を公募する。
市は出産祝い品として、6カ月健診時に絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」を行っているが、当面はウッドスタート事業を併用して絵本か木のおもちゃを選べるようにする。市健康推進課では木のおもちゃについて「製作者の選定具合にもよるが、5~10品から選べるようにしたい」としている。
ウッドスタート事業は、市が友好都市提携を結ぶ新宿区が昨年度導入した。市内の木工職人でつくる「ウッドフォーラム伊那」が手作りした積み木や離乳食用食器、ままごとセットなどの木工製品を同区に納めている。
同課では「新宿では大変好評と聞いている。伊那の子どもたちにも木や手作りの温もりを感じてもらいたい」と期待。おもちゃは安全性や子どもの独創性・創造性を高める工夫、市内産材の使用などを重視し、製作者を公募することで木工業振興の裾野を広げたいとしている。
公募はプロポーザル方式とし、参加資格は市内の法人や組織、団体、個人。1点につき5000円以内の木製おもちゃを提案する。25日までに参加表明書、7月27日までに提案書をそれぞれ提出する。プレゼンテーションを経て、8月上旬に製作者を選定する。
応募、問い合わせは同課(電話0265・78・4111)へ。
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