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- ID:
- 23785
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0319
- 見出し:
- 上田市4年連続空中散布を中止 協議会が決定
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinmai.co.jp/news/20120317/KT120316ATI090007000.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 上田市の松くい虫防除対策協議会(会長・母袋創一市長)は16日、2012年度も農薬の空中散布を中止すると決めた。被害は県内で最も深刻だが、市民への健康被害が懸念されるためとし、09年度から4年連続で中止する。母袋会長は「伐倒駆除や地上での薬剤散布などで対応したい」としている。
県森林づくり推進課によると、10年度の松くい虫の被害量は全県で約6万立方メートル余。このうち上田市は約1万6900立方メートルで約3割を占める。事務局の市森林整備課は「08年度まで空中散布していた60ヘクタールの範囲では被害が微増しているが、伐倒駆除などで急激な増加にはつながっ
ていない」と説明した。市の12年度の松くい虫対策費は前年度比7・2%増の1億5400万円余。
上田小県地域では小県郡青木村が同市と同じく、12年度も4年連続で空中散布を行わない方針。本年度に県内で空中散布をしたのは千曲市や東筑摩郡生坂村など7市村。
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