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- ID:
- 23736
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0314
- 見出し:
- カラフルな季節、いよいよ
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120313-OYT8T01165.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 県内各地で梅や桜など春の花が咲き始めた。気温の低い日がまだ続いているが、春は着実に近づいている。
梅の花が咲き始めたのは、千葉市中央区の青葉の森公園。同公園管理事務所によると、寒さの厳しい今年は例年に比べて1か月以上開花が遅れているが、それでも33種約1000本の梅の木のうち、20種類が開花した。見頃は来週から3月末まで。梅の写真を撮りに来た同区の主婦福永美奈子さん
(48)は「今年は寒くて開花が遅かったけれど、やっと春が来た」と喜んでいた。
早咲きの河津桜がほころんだのは、白子町中里の県有保安林。春の青空の下、淡いピンク色の花を咲かせている。同町商工観光課によると、保安林には約400本の桜があり、例年だと2月下旬に咲き始めるが、今はまだ一、二分咲きという。同町観光協会は「しらこ桜祭り」を20日まで開催中で、午後6
~9時には桜をライトアップしている。
菜の花が満開なのは、白子町福島の農地。早場米の栽培の合間に、地元の農家などでつくる福島環境保全組合(石井忠成代表)が景観作りの目的で植えたもので、約2ヘクタールの田んぼに黄色いじゅうたんのように広がっている。見頃は3月いっぱい。
銚子地方気象台によると、13日の県内はやや冷え込み、最高気温は千葉市が11・1度で2月下旬並み、館山市は11・1度で1月下旬並みだった。今後1週間も気温は平年より低めで推移するが、その後は平年並みに戻るという。
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