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- ID:
-
23601
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0228
- 見出し:
- 魚梁瀬鉄道 思いはせ
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001202270003
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 明治から昭和に中芸5町村を走った魚梁瀬森林鉄道の「開通100周年記念テーマソング」が完成した。田野町出身のフォークデュオ「単三」が中心となって作曲し、CD(非売品)も制作した。CDは3月1日から5町村で実施するスタンプラリーの景品になる。
■開通100年 記念の歌
森林鉄道は昨年に開通100周年を迎え、記念イベントが開かれた。かつて木材搬送に大きな役割を果たした存在を語り継ぐために、今回は出身地の田野町で活動している「単三」らがテーマ曲を作った。
「単三」は岡崎奉臣(とも・み)さん(30)とミュージさん(27、本名山本博基)の2人組。これまでにCDアルバム2枚を制作し、地元でライブイベントを開いてきた。岡崎さんは携帯電話の販売店で働き、ミュージさんは左官業を営みながら音楽活動を続けている。
テーマソングはアップテンポな曲調で、歌詞は100周年記念事業に関わった10人が考案。「甚吉(じん・きち)森から馬路越え」「赤鉄橋にめがね橋」など沿線の地名や橋の名前を盛り込み、「ここにあった確かなもの 空見上げては思い馳せる」などと歌い上げている。
「実際に林鉄に乗っている風景が見えるようなイメージで作った」と岡崎さん。ミュージさんは「先々に伝えるために、地元の子どもたちに歌ってもらうことを意識した」と話す。
CDは限定500枚で、3月1日から始まるスタンプラリーで入手できる。ホテルなはり(奈半利町)、田野駅屋(田野町)、輝(て)るぽーと安田(安田町)、モネの庭マルモッタン(北川村)、馬路温泉(馬路村)に台紙とスタンプが置かれ、スタンプを三つ集めれば各施設でCDと交換してもらえる。スタンプ五つでTシ
ャツなどの林鉄グッズももらえる(先着60人)。
イベントは、景品がなくなり次第終わる。問い合わせは中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会(0887・38・8555)へ。
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