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- ID:
- 52426
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1219
- 見出し:
- 芭蕉、曽良の木像設置 鹿沼
- 新聞・サイト名:
- 下野新聞
- 元URL:
- http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/kanuma/news/20111218/683129
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- チェーンソーアートによる俳聖松尾芭蕉とその弟子曽良の両木像が18日、まちの駅新・鹿沼宿の入り口脇に設置された。
鹿沼は「奥の細道」紀行での宿泊場所の一つ。それを記念し、鹿沼地区木材需要拡大協議会が行ったイベントでチェーンソー・アーティストの小林哲二さんが丸太から2体を制作、今回正式に市に引き渡した。
除幕された像には、芭蕉の笠をまつった伝承がある西鹿沼町の光太寺「笠塚」にちなんで竹の笠も。「毎年、この笠をつけ替える行事を行いたい」と同駅。像の前には地元の菓子「芭蕉のそば餅」などが備えられた。
「旅する2人の心境はどうだったろう、と想像しながら表情を彫った」と制作者の小林さん。東日本大震災からの復興を目指す東北地方を思い、「この像を見た時、芭蕉たちが向かった東北に思いをはせてもらえれば」と話していた。
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